中小企業診断士の試験対策!内容の理解から

中小企業診断士に合格するためには、試験内容を正確に理解する必要があります。
試験内容の理解が進んでいない状況では、何を覚えるべきか勉強する対象もはっきりしません。
試験として考えても合格できる要素が少なくなってしまうため、内容を理解するところからスタートするべきです。

中小企業診断士の試験内容

中小企業診断士の1次試験には7科目あります。
この7科目それぞれが別の試験になるのが、難易度が高いポイントです。
一般的に資格試験の場合には複数の科目があってもある程度共通の方向性があるものです。
中小企業診断士の場合には、経営コンサルタントという方向性があるものの、非常に幅広い内容を持ちます。

日本にある中小企業は、非常に多くの業種で構成されています。
その業種に対応できる知識を得る必要があるため、中小企業診断士の試験は7科目もあるのです。
それも業種の内容だけではなく、社会を取り巻く経済学や中小企業の政策、会社法を含めた法律まで学ばなければいけません。
さらに経営内容を理解するために、財務・会計の知識も身につける必要があります。
近年ではIT技術の進歩も著しく、中小企業の経営の効率化には欠かせない要素となるため、細かな技術的な部分まで学ばなければいけません。

このような内容を勉強していかなければならないため、多くの時間を要することになります。
試験内容としても、横断的に関連性があるわけではなく、独立した科目として知識を得なければいけません。

中小企業診断士の試験内容は、それぞれで1つの資格試験になるとまで言われています。
実際に勉強する上では、他の資格試験を受験してみるという方法まで取られてきました。
財務・会計では簿記2級が相当しますし、法律ではビジネス実務法務2級が同じようなレベルを持っています。
こうした他の資格の勉強ができるほど、高いレベルの知識を身につけなければいけません。
試験内容としても、このレベルの資格試験と同様の出題内容を持つのですから、その難易度の高さは推して知るべしと言えるでしょう。

中小企業診断士試験と科目の内容

中小企業診断士試験の科目の内容を理解するのは、合格のために必要な絶対条件です。
どのような科目があり、どのような勉強をしなければいけないのか考える必要があります。

中小企業診断士の7科目として、1日目と2日目で分かれます。
1日目は、経済学・経済政策、財務・会計、企業経営論、運営管理です。
2日目は、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策 になります。
これで7科目となりますが、それぞれが専門の内容を持っているところが特徴です。

勉強方法としては、理解度を深めていく科目と暗記科目に分けられます。
理解度を含めるほうをスケジュールの先に置き、暗記科目をあとにしましょう。
これで、記憶を効率的に活用できます。

勉強する上で重点的に抑えなければいけない試験内容が、企業経営論と財務・会計、運営管理の3科目です。
この3科目を抑えなければいけない理由は、2次試験との関連が挙げられます。
1次試験の終了後に2次試験の勉強をスタートさせるというのが一般的ではありますが、そもそも1次試験の知識がなければ2次試験につながりません。
この3科目は、理解度を深めなければいけない試験内容を持っており、長い時間をかけても勉強する必要があるのです。

企業経営論は、中小企業診断士の中核ともいえる部分です。
経営戦略論や組織論、マーケティング論を学んでいくことになります。
企業の分析をするだけではなく、問題解決するための方法を理解しなければいけません。

財務・会計は、その名前の通り、会計分野に関する理解度を必要とします。
計算問題が非常に多く出題されることでも知られており、簿記の知識は必須です。
電卓を持ち込むことができないのが中小企業診断士の試験ですので、暗算で答えが出せるまでのに理解力が欠かせません。

運営管理は、企業経営の財務・会計に比べれば、難易度は下がります。
生産管理と店舗販売管理の2分野から成り立っていますが、どちらも特殊性が強い試験内容です。
得点しやすいと言われていますが、1つの科目の中に2つの分野が存在する状態ですので、簡単とは言えません。

1日目の中でも、経済学・経済政策は得意不得意が分かれます。
数学的な部分を持っているので、苦手とする人が出てくるのです。
慣れてしまえばそこまで難しい問題は出題されませんので、試験内容としても合格しやすいと言えます。

2日目は、1日目に比べると重要度が下がります。
ただし、厄介なのが経営法務です。
法律の分野となることから、基礎知識がない人にはかなり難しい試験内容を持ちます。
基礎的な知識のレベルから助けなければいけません。

経営情報システムは、苦手な人はとことん苦手と言われていますが、難易度はかなり低い部類です。
実際に対応できる資格試験を見てみると、国家資格ではありますがもっともレベルが低いITパスポートになります。
入門レベルとも言える試験内容ですので、しっかり得点を取らなければいけません。

中小企業経営・政策は、中小企業白書を丸暗記するような次第です。
グラフなども出てきますが、要点を押さえ暗記するしかありません。
対策方法が少ない科目ですが、覚えてしまえばそこまでの難易度ではないため合格しやすい試験内容と言ってもいいでしょう。

中小企業診断士試験を受けるなら覚えておきたい内容とは

中小企業診断士試験を受けるのであれば、様々なことを覚えておかなければいけません。
その一つが、合格するための点数の仕組みです。
総得点の60%を得られれば、合格できるのが1次試験ですが、1科目でも40%以下の得点になると足切りとなります。
足切りとは、総得点としての合格基準は満たしていても、この条件に当てはまってしまえば不合格となるのです。
つまり、中小企業診断士の試験内容のどれでも、苦手科目を作れないことを意味しています。

中小企業診断士試験では、7科目の試験内容がバラバラです。
どうしても苦手な試験内容が出てくる可能性がありますが、最低限40%を超えられるように勉強する必要があります。
逆に言えば、極端に得意な科目がある場合、他の科目が40%以上でギリギリでも、総得点で超えられる可能性が高まるのです。
こうした科目を1つ作るだけでも、合格に大きく近づいてきます。

ただし、7科目で計算した場合、420点取らなければいけません。
例えば2科目40%で、80点しか取れなかったとすると、残りの5科目で340点取る必要があります。
ほぼ70%の得点にならないと合格できなくなるのです。
仮に3科目80%得点できたとすれば、2科目は50点でも済むでしょう。
この仕組みはしっかりと覚えておかなければいけません。

1次試験で何かの科目を60%取り、足切りにあってしまった場合、次の年は科目免除申請をすることができます。
ですが、総得点の部分を忘れてはいけません。

足切りにあった科目は苦手な科目であることは間違いありません。
免除申請ができるような科目は得意科目となるでしょう。
得意科目を切り捨ててしまったことにより、総得点の押上ができなくなる可能性が出てくるのです。
これでは合格に近づけないため、免除申請は慎重に検討しなければいけません。

中小企業診断士試験の関連資格の内容


中小企業診断士試験を受けるのであれば、様々な内容を覚えておかなければいけません。
特に勉強しにくい科目に関しては、対策を講じる必要が出てきます。
その対策の中で重要になるのが、他の資格との関係です。
試験内容に通じるものがあるなら、この資格試験を利用していくのが近道となります。

色々な資格試験がありますが、財務・会計が有名で、日商簿記2級を取得することが試験内容とリンクするのです。
日商簿記2級は商業簿記と工業簿記に分かれます。
どちらも出題されますが、特に理解度を高めなければいけないのが工業簿記です。
工業簿記と言っても、何も工場だけで使うわけではありません。
管理会計として勉強しなければいけないからです。

日商簿記2級の問題を計算機なしで解けるようになれば、中小企業診断士の財務・会計も怖くありません。
計算機が持ち込めない以上、そこまで複雑な問題は出ないからです。
計算の構造を理解すれば、時間内に答えを導き出せます。

難易度が常に高く、理解が必要になるのが経営法務です。
中小企業診断士の試験内容の中でも、毎年難易度が高く合格率の低い試験内容になります。
勉強の仕方が難しいというのもネックです。
法律を勉強したことがある人なら、企業法務はそこまで難しくありません。
基礎知識のない人になると、難易度が跳ね上がってしまうのです。

法律の場合、使われる用語に違いがあるのが問題です。
善意と悪意という言葉を取っても、法律と一般的な社会での使い方は違います。
このあたりの言葉の意味を覚えるところからスタートしなければいけません。
中小企業診断士のテキストだけではわかりにくいため、行政書士の問題を練習したり、ビジネス実務法務2級などを利用するのが良いでしょう。
法律の試験ですので、基礎的なところからスタートし身に付けられるようなカリキュラムが取られているからです。

他にも法学検定やマーケティング検定といったものも利用できます。
販売士2級などにチャレンジしてみるというのも良いでしょう。
多くの資格の試験内容が利用できるのですから、上手に活用するのが合格への近道です。

まとめ

中小企業診断士の試験内容は、合格するために多くの情報が集まっています。
単純に点数を取れば合格できるというわけではなく、2次試験まで含め計画的に進めていかなければいけません。
科目免除の申請なども含め、総得点も考慮した上で試験内容を吟味する必要があるのです。
非常に難易度が高いため、効率よく勉強し知識を身につけていきましょう。

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