FP3級の勉強はどのくらいの期間から?合格への徹底解説

FP(ファイナンシャルプランナー)3級の試験は難易度が低いため、短期間での合格を狙う人もいます。今回はFP3級の合格にどのくらいの期間が必要なのかご紹介します。

FP3級の勉強期間はどのくらい?

FP3級の試験は難易度が低く、短期間での合格を狙う人も少なくありません。実際、FP試験の難易度は国家試験の中でもかなり低く、得点率6割で合格できます。短期間合格は本当にできるのか、必要な勉強期間についてご紹介します。

一般的に、FP3級に必要な勉強時間は30〜150時間だと言われています。この中間を取って90時間の勉強が必要だとします。1日にコンスタントに3時間勉強するとして、必要な勉強期間は30日となります。約1ヶ月ですね。

約1ヶ月という数字を見ると、意外に短いように思われるかもしれませんが、あくまで平均的な期間を出しただけなので、もっと短く1週間程度にできる人もいるでしょう。これは個人の元々の知識と、1日にどれくらい試験対策に時間を費やすことができるかで変わるでしょう。

しかし、全く知識がない初学者でも30〜40時間あれば合格できると言われているため、実際は半月〜3週間ぐらいの対策で十分な人が多いと考えられます。
内容をしっかりと理解して地道に勉強するならば、50時間程度が必要と言われていますが、それでも1ヶ月もかからないでしょう。

FP3級の具体的な勉強期間と計画

FP3級の具体的な勉強期間と計画についてお話します。これから勉強を始める方はぜひ参考にしてみてください。

基本的に、FP試験の問題の勉強はテキスト→問題集→過去問の流れが一番でしょう。金融系の資格であるため、やたらと難しい言葉や覚えにくい用語が出てきます。そのため、まずはテキストを使った学習で知識を詰め込みます。その後、問題演習を重ねて実力養成の期間に入ります。ある程度力がついてきたら、過去問演習で仕上げをします。十分な力がついていないのに過去問演習に入ると、自分の実力を正確に測ることができません。

また、問題集や過去問の問題につまづいたり、点が取れないところがあったら、逐一テキストに戻って復習を重ね、知識を定着させましょう。

①50時間程度使ってじっくり学習
しっかりした学習を重ねるのに必要だと言われている50時間を費やした勉強計画です。

・テキスト(15時間)
まずはテキストをしっかりと読み込みます。この時点で分からない言葉がないようにしましょう。重要な部分や覚えにくいところはノートにまとめるなどして、後々復習しやすいようにしましょう。また、手を動かしながら学習することで覚えやすくなります。

・問題集(10時間)
テキストを終えたら、問題集での実力養成に入ります。2〜3周ほどすると、自分の苦手な部分が分かってきます。その部分はテキストに戻ってもう一度学習し直しましょう。

・過去問(25時間)
ある程度力がついたら、過去問演習に入ります。実際に時間を計りながら、試験時間内でどのくらいの点が取れるのか確かめながら演習を重ねましょう。試験の雰囲気や時間内で解くという緊張感に慣れておくことも非常に重要です。過去問演習で間違えた部分は、必ずテキストと解答解説で確認してください。

これで50時間の勉強になります。ここまでしっかりと学習ができれば、合格も目の前でしょう。

②30時間使って効率的に学習
30時間で効率的に学習する時の勉強計画です。

・テキスト(5〜6時間)
まずはテキストを読み込みます。ノートにまとめると時間がかかってしまうので、自分が苦手な部分や覚えにくいところは繰り返し読むことで克服していきましょう。目で読むだけでなく、手を動かす代わりに声を出して音読をすると覚えやすくなります。

・問題集(7〜8時間)
テキストを読み終えたら問題集での演習に入ります。2周目で自分の苦手な部分がはっきりと見えてきます。その部分を重点的にテキストで復習しながら、2周目の最後までやりきりましょう。

・過去問(14〜15時間)
問題集を2周終えたら、過去問演習に入ります。過去問は丁寧に解いていきましょう。ここでも同じく、つまづいたところがあったらテキストに立ち返りましょう。最後の仕上げのつもりで演習を重ねていきます。

ご紹介したように、じっくり学習していく場合でも、効率よく学習する場合でも、最も時間を割くべき部分は過去問演習です。
FP3級の試験は学科試験と実技試験の2つに分かれていますが、実技試験は特に過去問とよく似た問題が出題されがちです。そのため、過去問演習にしっかりと時間を割く必要があります。

また、やはり一番力がつくのは実際に試験に出題された問題を解くことです。試験でどのような問題が出やすいのかを分析することで対策もしやすくなります。また、実際の試験問題を試験時間を計りながら解いてみることで、本番さながらの学習ができます。

FP3級を最短で合格するのに必要な期間は?

じっくりと学習する場合と、効率よく学習する場合の2つのパターンでの勉強期間と計画をご紹介しましたが、最短で合格するにはどのくらいの期間が必要なのでしょうか?
合格だけを見据えた超短期間の勉強計画についてご紹介します。

①テキストに”ざっと”目を通す
まずテキストを用意するところは同じです。そして用意したテキストに”ざっと”目を通します。

FP3級の学科試験の範囲は6分野あるので、1日1分野終わらせるつもりでスピーディーに読み進めていきましょう。2〜3時間ほどで1分野を終えるつもりで進めていきます。このとき、深く読み込み過ぎないでざっと読むのがポイントです。とにかく時間をかけ過ぎないようにしましょう。

ポイントとしては、時間をかけ過ぎないことですが、覚えにくいと感じたところや重要な部分は何度も読むか、音読くるか、手を動かして簡単にまとめましょう。やはり、声を出したり手を動かしながらだと覚えやすくなります。

また、書くことで頭の中を整理しながら読み進めることができます。しかし、ノートなどにまとめていると、ついつい綺麗なノートを作ることが目的となってしまいがちです。逆に時間がかかってしまうことのないよう、頭の中の整理のつもりでざっとまとめましょう。

②問題集での演習
テキストを読み終えたら、問題集での演習に入ります。

間違いが多かったり、全く分からない問題もあるかもしれません、しかしそれでもかまいません。とにかくどんどん問題を解いていきましょう。そして、ここでも前に紹介した計画と同じように、間違えた問題についてのテキストの部分をもう一度読み返します。この繰り返しです。

ここでの目的な、インプットとアウトプットを繰り返していくことです。これで短い時間で問題になれながら知識を定着させます。

③もう一度解く
問題集を一周解き終えたら、もう一度最初から解き直します。ここでは一周目よりも時間をかけず、スピーディーに解き、できるだけ早く終えるようにしましょう。

もしかしたら、二週目でも間違えてしまう問題があるかもしれません。ということは、その部分が自分の苦手分野だということです。二周目では、スピーディーに、尚且つこの苦手分野の克服に努めます。

解答の理解も忘れてはいけません。ただ正誤だけを見るのではなく、解説までしっかり読み込みましょう。そうすることで、だんだんと力がついていきます。

(実技の問題も演習)
FPの試験には学科試験と実技試験の2つがあるということはご紹介しましたが、学科試験だけでなく実技試験の対策も怠ってはいけません。とは言っても、3級の実技試験は、マークシート式なのでほとんど学科と変わりません。

しかし、実技試験では時事問題が出ることがあるので対策は必要です。

実技の問題は、特に過去問と酷似した問題がでます。試験範囲も広い分、ついつい学科試験の対策ばかりに気がいってしまいがちですが、忘れずに実技試験の対策もしましょう。点を取りやすい実技試験でしっかりと得点することが合格へのポイントです。

⑤過去問演習
問題集を2周解き終わったら過去問演習です。過去問演習は非常に重要な段階なので、何度もお話しているとおり、一番時間を割くようにしましょう。もしも、この時もまだ間違えるところがあれば、テキストで復習します。このときの復習は念入りに行いましょう、最後の苦手分野の克服時になります。

以上の方法で学習を進めていけば、20時間ほどで終わるでしょう。これが最短の勉強方法になります。約1週間もあれば対策できるのではないでしょうか。

FP3級の勉強期間は一日の勉強時間で変わる

FP3級の試験対策に必要な勉強期間は、自分が1日にどれだけ勉強できるかで変わります。これは至極当たり前のことです。前述した勉強計画を参考にしてみるのもおすすめですが、やはり自分の生活スタイルと相談しながら勉強するのが一番です。

FP試験は年に3回試験があるので、実は数ヶ月での対策が可能ということは確かです。初学者の人でもそんなに長期間勉強する必要はないでしょう。

しかし、「FPの知識を実生活に役立てたい!」という人や、「FP2級にも挑戦したい」という人には、あまり短期間での学習はおすすめしません。やはりじっくりと濃い学習をしていく必要がありますし、FP2級は3級の知識が必要なので、付け焼き刃の知識では対応できません。

FP3級に合格後の目標がある人は、しっかりとある程度の時間をかけて学習をすることをおすすめします。

まとめ

FP3級の合格に必要な勉強期間についてご紹介しました。ご紹介したのあくまで一例に過ぎませんが、どのように計画を立てていいのか分からない、いつから勉強を始めればいいのか困っている人はぜひ参考にしてみてください。

自分の生活スタイルに合わせて、無理のない範囲でしっかりと学習を進めていきましょう。

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