FP(ファイナンシャルプランナー) 検定はどんなもの?詳しく解説

突然ですが、FP検定はどんなものなのか詳しく解説出来る方はいるでしょうか。多分ほとんどいないですよね。それだけ未知で何なのか分からないものがFP検定です。そこまで言われると詳しく知りたくなりますよね。

この記事では、未知で何なのか分からないFP検定について詳しく解説していきます。FP検定について気になる方は、ぜひ読んでみてください。

FP検定とは?

FP検定の正式名称は、FP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定と言います。参加に必要な受験資格特になく、誰でも勉強すれば取ることが出来ますよ。誰にでも取ることの出来る専門的資格は嬉しいですね。

主催団体は日本ファイナンシャルプランニング協会(日本FP協会)と金融財政事情研究会の2種類存在します。目的によって選ぶ団体は違うので、事前に選んでおきましょう。

中でもFP3級はFPの入門的な資格とされています。独学でも十分取得可能ですが、独学で取得しやすいと言えるのは合格率が高いからです。

FP検定試験内容ってどんなもの?

ファイナンシャルプランナーは、現在から未来にかけての家計の収支を客観的な視点で評価し、適切なアドバイスをする職業です。

ファイナンシャルプランナーを名乗るには、国家検定であるFP技能士(1〜3級)資格、または、NPO法人「日本FP協会」が認定する民間資格である「CFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)資格」と「AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格」を取得する必要があります。

ファイナンシャルプランナー資格としてもっとも権威があるのが「CFP資格」で、世界24カ国で認められている世界水準の資格です。国際CFP組織である「FPSB」とのライセンス契約を結んだ日本FP協会が認定しており、2年ごとの資格更新が必要で所定の継続教育が義務付けられています。

「CFP資格」を得るためには「AFP資格」認定者であること、CFP資格審査試験に合格していること、CFPエントリー研修を終了していること、一定の実務経験があることを必要な要件としています。

また、「AFP資格」を取得するためには、AFP認定研修の受講が修了していること、2級FP技能検定に合格していることが認定のための要件となります。

受検資格としては、ADP認定研修の受講修了者、3級FP技能検定の合格者、もしくはファイナンシャルプランナーの実務経験が2年以上あることが必須となります。

難関である「CFP資格」を取得するためには、国家資格である「2級FP技能士」に合格し、「AFP資格」を取得する必要があるのです。

ファイナンシャルプランナーは、顧客の人生設計、いわゆる「ライフプランニング」を行う人生の随伴者という役割が求められます。そのため高度な専門知識と一定以上の業務従事経験が必要な資格です。
また、FPテストは、学科試験と実技試験を分けて受検することが可能です。なぜなら、ファイナンシャルプランナー資格の特徴のひとつが、学科試験と実技試験を同時でも別々でも受検できることにあるからです。合否判定も個別に行われ、一部合格はその試験実施日の翌々年度末まで有効ですよ。
学科試験、実技試験のどちらか一方に合格した場合、もう一方の試験だけに改めてチャレンジできるので、忙しい方でも計画的に合格を目指すことができます。学科試験、実技試験とも正答率6割で合格できます。試験範囲は以下の通りです。
学科試験
ファイナンシャル・プランニングに関する下記の分野から出題されます。
・ライフプランニングと資金計画
・金融資産運用
・タックスプランニング
・リスク管理
・不動産
・相続・事業承継
実技試験
ファイナンシャル・プランニングの相談業務に必要な下記の項目について、各科目における図表等の読み取り、諸計算、提案書作成技術、係数表の利用、事例に沿った分析・提案などの技能を審査します。
1.関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
2.ファイナンシャル・プランニングのプロセス
3.顧客のファイナンス状況の分析と評価
4.プランの検討・作成と提示
学科試験、実技試験ともに、計算機(電卓)を持ち込むことが可能です。計算問題では計算機を使って解答することができるので、計算が苦手な方でも安心です。
受検の手続は試験日の約2ヵ月前から、郵送またはインターネットで行えます。また合否は試験日から約1ヵ月半後に発表され、インターネットから照会することができます。
試験に関する詳細は、実施団体である一般社団法人 金融財政事情研究会か、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会のウェブサイトから確認できます。

FP検定を受けるメリット

FPを受けるメリットは、お金と暮らしにまつわる幅広い金融知識が得られることです。年金や生命保険、相続など人生のライフイベントには、お金に関して考えないといけないことがたくさん存在します。
通常なら、そういう出来事に遭遇してから慌てて本を読んだり、ネットで調べたりしますよ。しかし、FP3級を持っていればこうしたライフイベントにおいて、もっとも有効な対処法が分かるようになります。
また、お金の処理が上手くなるので主婦または主夫の方なら、家計管理に役立てることもできますよ。FPの知識を、毎日の生活に活用することが可能です。

FP検定を受けるデメリット

FPは、お金と暮らしにかかわるいろいろな知識が得られる資格です。そうなると、生命保険や年金、相続など、ライフイベントの相談に乗ったりする仕事もできるようになるのではないかと考えるのは当たり前です。
たしかに、そのような仕事をするのがFPです。しかし、FP3級くらい低い知識では、そうしたお金にまつわる専門の仕事をするにはまだまだ足りません。
また、履歴書に「FP3級取得」と書いても、就職・転職で有利になることはありません。FPの資格を仕事で活かせるのは、2級以上からです。

FP検定は金財とFP協会どちらで受けるべき?

FP検定の受験を考えるときに悩むのが、一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)のどちらを受けたらいいということです。
FPを受験する前に、まず、これら2つの機関の違いについて理解しておくことが重要です。FP技能士1~3級、きんざいと日本FP協会の指定試験機関によって運営されています。
FPの試験は、元々民間資格でした。民間資格は国家資格と違い、いろいろな機関でそれぞれ、違った名前の資格を運営していましたよ。きんざいと日本FP協会も、かつてはそれぞれで民間資格をつくり、FPを認定してきました。
しかし2002年4月から、「FP技能士」という国家資格ができ、そのまま2つの試験指定機関に運営が引き継がれることになりましたよ。こうした理由により、きんざいと日本FP協会、どちらでもFP技能士の試験を受けられるようになりました。
それぞれが違う試験を行ってきたきんざいと日本FP協会。同じ資格に統合されたのちも、それぞれで違う試験を行っています。これら2つの試験の違いは、試験内容です。
FP技能士には、学科試験と実技試験があります。これは、FP3級、2級、1級、すべてで言えることです。このうち、学科試験は、きんざいと日本FP協会で共通。制限時間は120分で60問出題されます。三答択一式のマークシート方式で、60点満点中、36点以上正答できると合格できます。
実技試験はきんざいと日本FP協会で共通ではありません。きんざいのほうが問題数が少なく、日本FP協会の問題のほうが問題数が多いので、1問にじっくり時間をかけて解くタイプの人にはきんざいがおすすめです。
サクサク解けるタイプなら日本FP協会がおすすめになります。日本FP協会は問題数が多い分、配点も少なめになるので、1問ミスしたとしても致命的になりにくいです。その逆もしかりで、どちらを重視するかで選ぶべきですよ。
レベルは同じなので、どちらを受けても同じです。どちらにするか悩むのに時間をかけるくらいならその時間を勉強に使ったほうがよっぽど試験に受かりやすくなります。

FP検定の資格はどう役に立つ?

結婚したら、保険に入った方がいいのか、貯蓄や投資はどのようにすればいいの、年金だけで老後の暮らしは大丈夫なのかなど、日々の生活から将来まで、生涯にわたって考えたいお金の疑問を解決することができます。
ファイナンシャルプランナーの知識は、ビジネスシーンでも大いに活用することができます。特に、銀行や保険、証券などの金融業界、住宅メーカーや物件仲介業などの不動産業界では、業務上でFPの知識が役立つこともあります。
すでにこれらの業界で働いている方は仕事上の強みになりますし、社内登用でのアピール材料にすることもできます。また、これらの業界への就職・転職を希望している方なら、FP資格を持っていれば、即戦力として採用の可能性も広がります。

FP検定は役立つ資格!

FP資格で扱うお金は6つの分野に分けられます。年金関係など専門家ニーズの高い「1. ライフプランニング」、税金に関する知識の「2. タックスプランニング」は私たちにも比較的身近な分野です。

財蓄、債券、株式、投資信託など、選択肢が多い「3. 金融資産運用」分野の関連資格としては証券外務員などが上がられます。また、素人には判断の難しい不動産取引での法律、税金についての扱う「4. 不動産」分野があります。

関連資格としては宅地建物取引士などが挙げられます。また、「5. 相続・事業承継」は非課税枠などの仕組みを知ることで相続税の事前対策にもつながります。その他、今入るべき保険などの不安を解消する「6. リスク管理」の6つです。
これらの分野は、世界情勢や市場の状況、法改正などに伴って常に変化しています。ですから、FPとしての知識もアップデートしていくことが大切です。あなたがこの記事を活用してFP検定に合格することを祈っています。

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