ユーキャンのFP講座で合格できる?特徴やメリット、デメリットを紹介!

「ユーキャン」という名称は、FP資格取得に関心を持ち始めるより以前からご存知だった方も多いのではないでしょうか。資格講座だけでなく趣味の講座も多数展開していて、テレビCMや折り込みチラシなどでも見かけることが多いですよね。

有名だからこそ、「昔からよく聞くところだし、FP講座もユーキャンなら安心できそう」と思える一方で、「趣味や実用の講座と資格学習の講座では話が違うだろうし、資格専門の会社のほうがいいのかな……?」と疑問も感じてしまいますよね。

ここでは、そんなユーキャンのFP講座について、他社のFP講座と比較してどのような特徴があるのかやメリットとデメリットなどを詳しくご紹介します。

FP合格を目指すならユーキャンが効果的?

ユーキャンの前身は、手芸や華道、書道などを指導する専門学校でした。1978年に資格講座の展開を開始し、2002年に「生涯学習のユーキャン」というブランドが始まりました。現在ではFPをはじめとする「資格系講座」以外にも、料理や心理学などの「実用系講座」、手芸や絵画などの「趣味系講座」と、140種類以上の通信講座を開講しています。

資格系講座の中でも人気の高い講座の一つが、ファイナンシャルプランナー(FP)講座です。ユーキャン全体の人気講座ランキングで、FP講座は3位にランクインしています。

ユーキャンFP講座は、国家資格である「2級FP技能士(FP2級)」の取得を目指す講座です。受講生の9割以上が初学者であるにもかかわらず、毎年多くのFP2級合格者を輩出しています。初めて勉強する人がFP2級合格を目指す場合、ユーキャンFP講座の受講は効果的な学習方法の一つだと言えそうです。

ユーキャンのFP講座で合格するまでのスケジュールの流れ

ユーキャンのFP講座では、受講開始から資格取得までどのように学習を進めていくのでしょうか。大まかな流れを見ていきましょう。

①自分専用の学習スケジュールで勉強スタート

ユーキャンのFP講座を受講開始すると、最初に「自分専用の学習スケジュール」が届けられます。このスケジュールを目安に、合格に向けて勉強を開始します。
ユーキャンが推奨しているFP合格に向けた学習ペースは「1日60分」です。まずは1日60分を目安に、テキストを読んで基本的な知識を身に着けていくことになります。
テキストはFP試験で出題される頻度が高い内容に絞り込んで編集されているので、重要ポイントを効率良く学ぶことができます。

②1科目終了するごとに添削課題に挑戦

FP試験は「ライフプランニング」「不動産」「タックスプランニング」「相続・事業継承」「金融資産運用」「リスク管理」の6科目から出題されます。
テキストに沿って各科目の基礎知識を一通り学習し終えたら、1科目ごとに添削課題に挑戦する形で学習を進めるのがユーキャンFP講座の基本です。
提出した添削課題には、正しい解答と解説、アドバイスを書き添えて返却されるので、弱点を把握し強化することに役立ちます。
添削課題の提出時に限らず、学習を進める中でわからないことがあったときにはメールで質問が可能です。

③提案書を提出して2級受検資格を得る

ユーキャンのFP講座は、日本FP協会のAFP認定研修講座となっています。AFP認定研修では、学習の総仕上げとして、ライフプランを実現するための計画書である「提案書」を作成する必要があります。
ユーキャンのFP講座でも、提案書の提出が終了課題となっており、この課題をクリアすることでAFP認定研修修了と認められ、FP2級の受験資格を得ることができるのです。
ユーキャンでは、冊子とDVDがセットとなった副教材「提案書作り方ナビ」で提案書作成の手順を学ぶことができます。

④「実技試験攻略BOOK」で実技試験対策

FP技能検定試験の実施団体は「日本FP協会」と「金融財政事情研究会(きんざい)」の2つがあり、取得できる資格(FP1~3級)と学科試験の内容は2団体とも同じですが、実技試験の内容が異なります。
ユーキャンのFP講座は日本FP協会認定講座なので、実技試験は日本FP協会の「資産設計提案業務」合格を目標に学習します。
副教材「実技試験攻略BOOK」には、科目ごとに頻出テーマ分けした定番の問題が掲載されており、効果的な実技試験対策が可能です。

⑤総合模擬試験で総仕上げ

科目別の基礎学習や提案書の作成、実技試験対策など一通りの学習を終えたら、本試験対策として総合模擬試験が2回分用意されています。
こちらも解答・解説と合わせてアドバイスをもらえるので、間違えたところを中心に本試験に向けて学習の総仕上げを行います。

⑥FP2級試験に挑戦! 合格後にAFP認定もOK

ユーキャンのFP講座での学習を一通り完了すればFP2級の受験資格が得られるので、本試験の受験が可能です。
FP技能検定試験は、毎年1月、5月、9月の年3回実施されています。学科試験・実技試験ともに6割以上正答することで合格です。万一、学科と実技どちらかしか合格できなかった場合、次回でもう一つに合格すれば国家資格であるFP2級資格の取得が可能です。
民間資格であるAFPについては、AFP認定研修の終了およびFP2級合格が認定の条件となっているため、ユーキャンFP講座を修了しFP2級に合格することで認定条件クリア。所定の手続きをすればAFPの資格を得ることができます。

ユーキャンのFP講座で学ぶメリット

1つの講座でFP2級とAFPをまとめて取得できる

FP資格には国家資格である「FP技能士(FP1~3級)」と、日本FP協会が認定する民間資格である「AFP」「CFP」があります。
国家資格であるFP2級の試験を受けるためには、「FP3級に合格している」「FPとして実務経験2年以上」「AFP認定研修を修了」のいずれかの条件を満たしている必要があります。通常、実務経験者以外がFP2級試験を受験するには、まずはFP3級試験に合格する必要があるのです。しかしユーキャンのFP講座はAFP認定研修講座なので、ユーキャンのFP講座を修了することでFP3級を飛ばしてFP2級に挑戦できます。
また、FP2級に合格後、手続きを行うことでAFP認定を受けることも可能です。短い時間で効率良くFP2級とAFP2つの資格を取得できるのは、ユーキャンのFP講座を受講して学ぶメリットです。

合格実績&顧客満足度が高く安心できる

ユーキャンFP講座の特徴として、合格実績と顧客満足度の高さは注目すべき点でしょう。
ユーキャンが行った調査によれば、2018年度にFP2級に合格したユーキャン受講者は1,163名に上ります。日本FP協会が公表している2018年度のFP2級資格取得者数は約25,000人なので、ユーキャン受講生の占める割合がなかなか高いことがわかります。
また、ユーキャンFP講座は、オリコンが実施している顧客満足度調査(通信講座 FP)にて2017年と2018年の2年連続で第1位を獲得しています。
受講者の合格実績および顧客満足度の高さは、ユーキャンFP講座の教材やサポート体制の良さを証明していると言って良いでしょう。

ユーキャンのFP講座にデメリットはある?

映像による講義がない

ユーキャンFP講座のデメリットとして、映像講義がないという点が挙げられます。
テキストを読んだだけではわかりづらい部分でも、講師の説明を聞くとすんなりと理解できるということは多いものです。このため、通学の資格スクールに限らず多くのFP通信講座でも、映像による講師の講義が教材に含まれています。
ユーキャンのFP講座では、添削課題やメールでの質問などでわからない部分を解説してもらうことはできますが、映像講義はありません。映像や音声で繰り返し勉強したい人にとって、この点は大きなデメリットであると感じられるでしょう。

コストパフォーマンスがイマイチ

ユーキャンFP講座の受講料は64,000円です。これは、AFP認定研修講座となっているFP2級通信講座としては、平均よりやや高めの料金設定となっています。AFP認定研修ではないFP通信講座であれば1万円台から受講できるものもあるので、AFP認定の必要がない人(3級合格済みの人や実務経験者など)にとってユーキャンFP講座の受講料は高いと言えるでしょう。

先述の通りユーキャンFP講座には、ほかのFP通信講座に多く見られる映像講義がありません。受講者の多さから質問への対応のスピードなどもほかの通信講座より遅いという声もちらほら見られます。こうしたことを考え合わせると、ユーキャンFP講座のコストパフォーマンスは、他のFP通信講座と比較して今ひとつであると言えます。

ただし、FP2級の通学講座の場合は受講料15万円前後が相場となるので、通学に比べればかなり低コストで学ぶことができます。また、ユーキャンFP講座は厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座となっています。条件を満たして申請することで、支払った受講料の一部が支給されるので、上手に活用することをおすすめします。

まとめ

ユーキャンのFP講座について、特徴やメリット、デメリットをご紹介しました。
映像講義がないわりに受講料は通信講座の平均よりやや高めである点などには注意が必要ですが、一方で多くの受講生を合格へと導いている点や顧客満足度が高い点などは、そうしたデメリットを十分にカバーできる質の高い教育が提供されていることの表れとも考えられます。
これからFP試験の勉強を始めて短期間でFP2級やAFPを取得したいと考えている人には、ユーキャンFP講座は受講する価値の高い講座だと言えるでしょう。

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