次につながる社労士試験の合格発表と最新情報分析

社労士試験の場合、合格発表まで時間がかかります。
試験を受けてから、2か月以上待たなければいけないからです。
受験者からすればその間はつらい日々を過ごすことにはなりますが、これから受験する人たちにとっても合格発表は大きな意味がある情報となるのです。

社労士試験の合格発表はいつ?

社労士試験が終わり、早く結果が知りたいのは間違いありません。
合格後にも様々な準備をしなければならないためで、1日でも余裕があるとは言えないからです。
特に独立開業を考えている人は、合格なのか不合格なのか、発表次第で大きく変わってきます。
社労士試験の大きな特徴ですが、発表までには2か月の時間が必要です。

社労士試験の合格発表がこれだけ遅いのには、理由があります。
合格ラインを決めるための基準の問題ですが、前年の平均点を参考に、当年の平均点と比較するからです。
つまり、全員の解答と点数、科目ごとの分布などの資料をそろえて、そこから合格ラインを設定しています。
この時間が日うようになるので、2か月後に合格発表されるのです。
そのため、はっきりと合格したかどうかの判断に必要な解答に関しても遅くなります。

社労士の合格発表は、例年11月上旬です。
社労士の合格の発表は官報に公告されます。
他にも厚生労働省や全国社会保険労務士会連合会試験センターと都道府県社会保険労務士会にも掲示されますのでチェックが必要です。

発表はされますが。別途合格通知の送付もあります。
合格者だけではなく受験者全員に成績(結果)通知書が送付されて確認することが可能です。
これがとても重要で、落ちてしまって翌年受験する場合、再受験として受験資格証明書になります。
結果がどうであれ、大切に保管しておかなければいけません。

合格発表は単純にインターネットで見るのが最も早く確認できる手段です。
発表を待つだけでも長い時間がかかりますが、これから登録までは様々な手続きが発生します。
費用もかかるため、多くの準備が必要となるでしょう。

社労士試験の合格発表後にすること

社労士試験に合格すると、やらなければいけないことが次々と出てきます。
最初に決めなければいけないことが、登録するのかしないのか、その後のロードマップをはっきりさせることです。
単純に試験に合格したというだけであれば、ここで終了でいいでしょう。
しかし、受験したほとんどの人が、社労士試験の合格発表後に目標としていたことがあるはずです。
社労士になりたいという他、資格を活かして活動したいなど形は人それぞれ違いますが、ここがスタート地点になるでしょう。

合格発表後に合格していることが判明したら、周囲の人に報告をすることになります。
職場に報告することも必要ですし、家族などにも伝えるべきです。
社労士試験は、非常に長い時間かけて勉強をしていきます。
自分一人で勉強していたと思っても、周囲の協力があって初めて成し遂げられたことは間違いありません。
自分が社労士になれるということを理解してもらうという意味でも、報告が必要です。

独立開業したいという人であれば、周囲への報告が営業の第一歩となることも覚えておかなければいけません。
これから先、自分で仕事を取っていかなければいけない立場となるのですから、社労士であるということを認知してもらう大事なタイミングなるでしょう。

社労士として名乗るためには、登録しなければいけません。
ここに登録要件が存在します。
社労士試験は、受験資格をクリアすれば受けることができますが、登録は別の要件が存在するからです。
実務経験が必要とされますが、ほとんどの人はこの要件をクリアできないでしょう。
そこで実務経験に変わる事務指定講習というものがあります。
この講習を受ければ条件を満たすことになるので、自分が受講するかどうかを判断しなければいけません。

事務指定講習は、二つの過程があります。
通信指導課程は、4ヶ月ほどかかる方法です。
その後面接指導課程が4日間ほど続くため、合格発表後からかなり長い時間を必要とします。
予約も書けなければならず、仕事などにも影響が出てくるでしょう。
合格発表後に色々とお話をしなければいけないことの一つです。

合格発表後、いつでも申し込みすることができるので、今すぐ社労士になりたいというわけでなければ翌年に申し込むのも方法です。
自分の予定に合わせて検討するべき内容と言えるでしょう。
しかし、現実的な部分で考えると、社労士試験を受験し知識があるうちに事務指定講習を受けた方が間違いはありません。
指定事務講習を受けてみることで、将来のビジョンを固めることもできます。
どのような形で社労士資格を活かしていくのか、方向性も定めてかなければいけないからです。

社労士合格発表後の働き方を考える

社労士に登録する場合、開業型と勤務型のどちらにするのかを決めなければいけません。
この区分は、独立開業するか、会社員として勤めながら社労士の資格を活かすのかという選択です。
非常に大きな意味を持つため、しっかりと判断しなければいけません。

一般的に社労士を士業として捉えた場合、独立開業するのが基本的な流れです。
個人で社労士事務所を営むためには、提携先に営業していくことになります。
営業展開も自分でしてかなければいけませんし、経営管理も自分の力で行う方法です。
他の士業でも見られますが、 これを目的として資格取得を目指す人が多いでしょう。
合格発表後に決めるというより、社労士試験の受験前から決めていく流れです。

勤務型は企業に勤めながら、社労士資格を活かす方向です。
他の士業には見られない方向性で、社労士独特の活かし方になるでしょう。
企業の中で資格を生かすので、準備の方法も違います。
社内で部署を拡張するといったこともありますし、現在の部署で社労士の資格を活かすということも考えられます。
個人で準備するというよりは、合格発表に合わせ企業の経営方針とも相談しながら進めることになる流れです。

合格発表後に独立開業を考えているのであれば、できるだけ早い段階で名刺の作成が必要です。
自分の名前を知ってもらうチャンスは、そうそうあるわけではありません。
世の中は一期一会であり、チャンスを逃せばいつ出会えるかは分からないからです。
自分の存在を知ってもらうという意味でも、社労士として活動を始めたという意味でも名刺は大切な存在になります。
自分の分身とも言えるツールになるので、合格発表後できるだけ早く作る必要があるでしょう。

名刺の場合、独立開業する屋号などが決まっていなくても、自分の名前と開業予定ということを伝えられのであれば大きな役割を果たしてくれます。
活動していることだけでも伝えられ、連絡先が明記されてるのであれば、メリットが生まれてくるのです。
最近では安価で作成できるようになってきたので、複雑に捉えるのではなく、自分の名前を知ってもらうためのツールという基本に立ち返り作成しておくと良いでしょう。

社労士合格発表からスタートする現実

働き方によっては、資金繰りの準備もしなければいけません。
これが社労士に合格してはっきりする現実です。
開業するとなれば、相当な金額が必要になります。

事務指定講習にかかる費用は75,600円です。
これだけでも驚くほどの金額になるでしょう。
社労士の勉強に資格学校を使っていたりすれば、20万前後の出費があったはずです。
合格発表後に、講習を受けるだけでもこれだけの出費が待っているのですから、登録への現実はかなり険しいものとなります。

通信指導課程なので、自分の開いている時間を使って課題を作成してことが可能です。
それでも2月から5月まで3回提出しなければいけません。
途中で提出できないことがあれば、ここにかけた金額はすべて無駄になります。

その後、面接指導課程も待っています。
面接指導課程は、東京A・東京B・愛知・大阪・福岡の5会場しかありません。
この他の地域からでも近いところを選ぶことになるでしょう。
4日間にわたり指導を受けなければならないため、これだけでも大きな負担が生じます。
登録するためとはいえ非常に負担の大きな過程です。

さらに問題があります。
この面接指導課程は、会場ごとに時期が異なります。
自分が休みたい時期に近くの会場で行われていなければ、遠方の会場を選ぶしかありません。
移動にも費用がかかりますし、4日間の宿泊場所も確保する人が出てくるでしょう。
独立開業を目指すとなれば、この間は社労士として活動できているわけではないため、現実的に大きな負担になるのです。

独立開業する場合には、合格発表から開業の準備が始まります。
講習を受けている間も資金を考えなければいけません。
2月から5月までの間に通信課程を受けるとして、面接指導課程が最も早い時期が7月です。
つまり、早く社労士に登録したいと思っても、7月以降ということになります。
合格発表が11月ですので、ここまで8ヶ月も時間が流れていくのです。

現実的な問題として、8ヶ月もの間、開業準備で収入が途絶えるということは考えられません。
働きながら開業を目指すというのが基本的な流れとなるため、非常に困難な時間を過ごすことになるでしょう。
働きながらも資金繰りなどの相談をしつつ、顧客の格好にも動かなければいけないのですから、登録までの現実は甘く見積もらないことが大切です。

まとめ

社労士の合格発表から、毎日忙しい現実が始まっていきます。
資格試験に合格したことは、単にスタート地点に着いただけです。
ここから新たな展開を始めていくため、試験の勉強をしながら合格発表後の状況を想定し、準備を含め根回しをしていくことが求められます。

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