自分も混ざる必要はない!行政書士合格率が低い理由

行政書士試験の合格率は、毎年10%前後であり低い理由が存在します。
試験として、合格率10%というのは、10人受ければ一人しか合格しません。
9人は不合格なのです。
この理由を考えていくことが、行政書士試験に合格するために大事な条件になります。

行政書士合格率が低い理由と難易度の関係

行政書士の合格率が低い理由として、設定されている難易度が挙げられるでしょう。
行政書士の試験は絶対評価式試験であり、毎年の合格者数が一定数と決められているわけではありません。
試験を受けて一定の点数をクリアすることが、行政書士の合格の条件になるのです。

つまり、毎年試験の難易度によって、合格者数が変わり合格率が変化します。
絶対評価式試験であることが、合格率が低い理由のひとつになるのです。
合格率が低い年は、難易度の高かった年と考えることもできます。

合格率が低い理由のひとつとして、行政書士の試験の範囲の広さも挙げられます。
非常に範囲の広い行政書士の業務は、 種類として数えた場合すでに1万を超えているとも言われるようになりました。
広大な範囲をカバーする業務として、試験も相当な範囲をカバーしなければいけません。
それだけの勉強をすることになるとなれば、難易度も必然的に高くなるのです。
範囲の広さと絶対評価式試験という条件を合わせていくと、合格率が低い理由として大きなウェイトを占めていることがわかります。

独立開業できる道を開くためには、行政書士の資格は非常に有効です。
しかし、現実的に試験を受けようとしたら、行政書士の出題範囲が高い壁としてはだかることも少なくなくありません。
合格率から見ても、多くの人がその壁を乗り越えられなかったことも合格率の低い理由です。

受験資格がないのが行政書士合格率が低い理由なのか

行政書士には、受験資格が存在しません。
だれでも受験可能です。
未成年でも受験できますし、外国の方でも受験することができます。
多くの人に門が開かれている状態なのです。

それだけ多くの人が注目する試験が行政書士です。
独立開業型の資格としても、受験資格がないことが行政書士を人気の資格としています。

逆に言えば、どんな人でも受験できることにより、そこまでの知識がない人が受験している可能性が出てくるのです。
これが合格率の低い理由として、よく言われてきました。

実際に毎年5万人前後の人が、行政書士の試験に申し込みをしています。
それだけ行政書士は人気があるわけですが、社会保険労務士の資格試験では合格率は一桁しかありません。
社会保険労務士は、もともと行政書士の業務のひとつだったものが独立した資格として現在に至ります。

社会保険労務士は、資格試験として受験資格が存在します。
行政書士との大きな違いです。
大学卒業者や短大卒業者、高等専門学校または一定の単位を修得済みのものでなければ受験ができません。
専修学校でも一定の修業年数や時間をクリアすれば、社会保険労務士の試験を受験することができます。
そのほか、行政書士か司法書士の資格を有するものであれば受験可能です。

こうした受験資格が設定されている中で、一桁しか合格率がありません。
味方を少し変えると、社会保険労務士を受験するためには、行政書士の資格が使えます。
難易度から考えても、社会保険労務士の試験より、行政書士の試験の方がはるかに低いという結論になるのです。

本来であれば、行政書士の試験では、もっと高い合格率が出てもおかしくありません。
ところが、現実的には10%を推移している状況です。
つまり、受験者の属性として誰もが受験できる代わりに、合格するための準備がそこまでできていない可能性が出てきます。

例えば、社会保険労務士のように、一定の単位まで習得しなければ受験できないとします。
こうした人たちは、試験の範囲に対して、基準を満たすように一定のレベルの勉強をしなければいけません。
これが受験要件となってくるからです。
こうしたベースが、行政書士の試験にはないのです。

大学の卒業記念に受験するという人も出てくるのが、行政書士の試験です。
とりあえず受けてみようと言った人が数多くいるのも、合格率が低い理由のひとつとして取り上げられています。

受験資格がないことによって、勉強不足になることは否めません。
ハードルが低く見えることが。合格率の低い理由につながっているポイントです。
実際に受験者の年齢を見ると、30歳から50歳までの人が多く、日々の生活をしながら行政書士の勉強をして合格を目指す人も多くなります。

仕事や家事で忙しい中、初学者で800時間と言われる勉強時間を確保するのは、容易なことではありません。
1日3時間などの勉強時間を確保するのは、24時間しかない1日で簡単とは言えないからです。

9ヶ月間3時間ずつ勉強したとして約800時間に到達します。
それほどの時間を割かなければ、初学者では合格することができないほどの難易度です。
ハードルが低く見えるかもしれませんが、実際にはかなり高い障壁が待っています。
これも合格率が低い理由になるでしょう。

申し込みさえすればだれでも受験できますが、1年に1回しかない試験として、モチベーションを保つのも大変です。
本当に合格できる能力がある人であっても、 行政書士の試験に合格するためにはしっかりとモチベーションを保たなければいけません。
勉強するチベーションが下がれば、時間をかけたとしても身につかないことも出てきます。
これでは合格することができないでしょう。
合格率が低い理由としても、1年に1回しかない試験というのは重くのしかかるのです。

行政書士合格率が低い理由は一発勝負だから

行政書士の試験の特徴として、科目合格制度などが存在しないことも。合格率が低い理由です。
資格試験の中には、科目合格制度を採用している場合があります。
中小企業診断士が有名ですが、7科目ある中で合格の点数の基準を満たした科目は、全体的に見れば不合格であっても、次の年は科目合格として免除が認められます。
もちろん、ずっと認められるわけではなく、一定の年数だけ免除される制度です。
合格を目指すためには、不得意なところを集中的にカバーするという勉強方法も取れるでしょう。

行政書士には受験科目は8科目ですが、この制度を採用しておりません。
どんなに点数を取れたとしても、全体で不合格であれば、次の年度も同じように受験する必要があります。

同時に足切りも存在します。
一発勝負の試験として、法令科目・一般知識科目・総合の条件のどれもクリアしなければいけません。
ひとつでも条件を満たせなかった場合には、足きり不合格になるのです。
すべてやり直しとなるのですから、合格率は必然的に低い理由になるでしょう。

足切りにあったりすれば、また一からやり直しです。
次の年に向けて同じような勉強をしてかなければいけません。
今知識を持っていたとしても。来年の試験に対応できるとは限らないからです。
仕事ではなく、あくまでも試験に合格するのが大切になります。
資格試験の救済策としても採用されてきていますが、行政書士にはないことが低い理由につながっているのです。

少しのミスをしたことで、行政書士試験に不合格になる人もいます。
これを毎年繰り返している人も少なくありません。
こうした人を合格させるべきではないということも確かですが、必要以上に合格率が低い理由としても考えなければいけないでしょう。

記述式が行政書士合格率が低い理由

行政書士の試験は、日本の法律系資格試験の中でも入門に位置するとされています。
しかし、実際の合格率からみても、簡単なものでないことは確かです。
試験の出題方式としても、難しい部分を持っています。
合格率が低い理由として取り上げられるのが、出題形式が多岐に渡る部分もあるでしょう。

最近の資格試験は。択一式がメインとなってきています。
5者択一などの出題傾向は一般的な出題方法です。
行政書士試験の場合には。択一式を中心としながら、多岐選択式問題や記述式問題もあります。
どれも知識があれば答えられると思うかもしれませんが、試験のテクニックとしては全く別のものになるのです。
問題を考える上の思考方法が全く異なる存在ですから、記憶を引き出すことができなかったりします。

択一式試験の場合、取捨選択ができます。
自分の知識の中で、この答えは違うといったものがわかれば、選択肢を削っていくことができるでしょう。
だんだんと正解に近づいてく中で、答えを見出すことができるのは択一式の大きな特徴です。

記述式の場合、こうした取捨選択ができません・
もちろん、 思考はできますが、文章を構成しなければいけない問題になるので、簡単に分けられません。
起承転結をつけることも必要ですし、答えとしてもまとめる必要があります。
慣れも必要ですし、文章を構成するための能力も身につけなければいけないのです。

これは行政書士の業務としては、大切な能力となるでしょう。
それでも試験の合格を目指すためには、大きなハードルになるのです。
知識も十分に持たなければいけませんし、試験対策として多くの問題に触れて、答えを作り出す能力も身につける必要があります。
かなり繰り返して勉強していかなければ、答えられるレベルに到達できないのです。

仮に業務の知識がある人でも、文章の構成がうまくできなければ点数が取れません。
合格率としても、この記述式問題があるのが低い理由です。
足切りにもつながるので、非常に厄介です。

行政書士の試験も、近年は合格率が上昇してきています。
15%を超える年も出てきました
ですが、この数値から単純に難易度が下がっているとは言えません。
逆に難化傾向にあるとも言われているからです。

合格率が低い理由とは逆行しますが、以前よりも法律知識を持っている人が多く受験するようになったと言われています。
背景には、司法試験の改革がありました。
司法試験には受験回数が制限されており、断念した場合にターゲットとして行政書士が挙げられるようになったのです。
こうしたことからも、合格率は上昇していますが、以前と同じような合格率が低い理由は消えてはいないと言えるでしょう。

まとめ

行政書士の試験は、一般の人から見れば簡単なものではありません。
それどころか、高い知識を必要とされる法律の試験です。
合格までさまざまな準備をしていかなければ厳しいでしょう。
合格率が低い理由はありますが、絶対評価式試験として自分自身で努力していくことが合格には求められる試験なのです。

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