高卒でも目指せる!行政書士の魅力

行政書士になるためには試験があります。
法律系資格の中には、高卒では受験できないこともあるなか、行政書士は違います。
合格後のことも考えて、受験資格を見ていく必要があるのです。

行政書士受験に高卒は関係ない?

行政書士の受験資格は、年齢も学歴も国籍も関係ありません。
だれでも受験できるのが、行政書士の良いところと言えます。
ただし、だれもが行政書士になれるわけではありません。
これは受験資格とは異なる条件が付くからです。

仮に行政書士試験に合格できても、未成年者や破産手続き開始の決定を受けて復権を得ないものは、資格を得られません。
禁錮以上の刑に処せられその執行を終わり又は執行を受けることがなくなってから3年を経過しない者なども行政書士になれないのです。
これらは、行政書士法第2条の2欠格事由に記載されています。

他にも行政書士法第6条の2第2項には行政書士会が登録を拒否できる条件もあります。
つまり、行政書士受験に関しては、高卒でも関係ありませんが、どんな人でもなれるというわけではないのを理解しなければいけません。

行政書士の試験として、高卒など学歴は関係なくても、もっと現実的な問題を考える必要があります。
学歴は関係ないものの、試験の内容は広範囲で多岐にわたり、容易に合格できる内容ではありません。
実際にとりあえず受験してみようという人も増えてきました。
本気で学習せずに受験したところで、合格できるようなレベルの資格ではありません。
合格率が10%前後になっていることの理由と言われるようになりました。

逆に、受験資格が学歴でも、行政書士に合格していると受験資格になる社会保険労務士もあります。
高卒からでもステップアップしていけば受験できるので、行政書士合格を目指す理由にもなるでしょう。
行政書士は利用の幅が広い資格なので、高卒だからということではなく、本気で勉強し目指する必要があるのです。

高卒から行政書士を目指す注意点

高卒から行政書士の試験を受けて仕事としたいのなら、さまざまなな注意点があります。
試験を受ける段階でも、行政書士の範囲は非常に難しい内容を持ちます。
日本の法律系資格の中でも、行政書士は入門とも言われていますが、実際の勉強をしてみると入門というレベルではないのが分かるはずです。
あくまでも、大学の法学部卒業の人から見て入門レベルといったところになるでしょう。

他の法学試験を考えているときも、行政書士の試験は入門レベルと位置付けられることは確かです。
高卒の場合、本格的に法律の勉強するのは、学校を卒業してからになります。
その環境の中で勉強するとしたら、相当な時間をかけて基礎の部分から法律を勉強しなければなりません。
合格までの道のりは険しく、時間もかかります。

他にも行政書士試験では、憲法覚えるなど日常生活では滅多に使わない範囲も含まれてきます。
こうした中で、 合格を目指すのは、高卒でなくても大変です。

1年に1回しかないのも、行政書士試験の特徴です。
初学者では、基礎からやっていくのを考えれば、1年かけて勉強するでしょう。
効率の良い勉強方法も考えなければないので、年間でスケジュールを立てて対応していきます。
1年という時間は、長そうに見えてそこまで時間があるわけではありません。

高卒の場合、行政書士試験に合格するために必要な学習時間は。800時間程度と考えられています。
仮に、1日3時間ずつ勉強しても約9ヶ月かかるからです。
それを毎日勉強して9ヶ月です。
いかに大変な時間を過ごすのか、ここからもすぐにわかります。

高卒社会人として仕事していることも珍しくありません。
その中で、毎日3時間も勉強するのは、かなり困難を極めます。
モチベーションの部分でも、約9ヶ月間勉強を続けるのは、言葉で言うほど簡単ではないからです。
相当な覚悟で試験に臨まなければ、合格はできません。

高卒で初学者なら、資格専門学校へ通学する方法がおすすめです。
行政書士講座など予備校として機能するので、初学者でも利用できます。
費用はかかりますが、それ以上に得れるのが通学です。
自分のモチベーションも維持できますし、分からない部分もすぐに教えてもらえるからです。
法律の勉強とは、それほどハードルが高いものだと思う必要があります。

行政書士試験の前に、まずは別の法律資格を取ってみるというのも良いでしょう。
法律の入門資格はいろいろあります。
高卒でも受験できるものなら、行政書士の予備試験として捉えてみると練習になります。
こうした勉強を積み重ねていければ、高卒であっても合格も難しくありません。

高卒でも活躍している行政書士の活用

高卒でも行政書士にはなれます。
試験に合格して、20歳以上になれば、基本的な要件を満たすからです。
失格理由は別として、ここから行政書士として活躍する道が開けてくるでしょう。
ただし、行政書士として活躍するのは簡単ではありません。

行政書士は独立開業型の資格です。
自分で事務所を構え、自分で仕事を取り、収入を得ていかなければいけません。
独立開業が簡単ではないのがすぐにわかります。
試験に合格し、実務経験がないまま改行できても、相当なリスクを抱えます。
どんなに自信があっても、世の中はそう見てくれないからです。

自分は面識のない行政書士に、書類の作成を依頼すると考えてみましょう。
開業したことを知っても、実務経験がないと知れば、他の行政書士を探すことも出てくるはずです。
本当に必要な書類のはずなので、安心して任せられる行政書士を選ぶのは誰でも同じでしょう。
合格して自分の事務所を構えても、食べていける資格になるとは限らないのです。

行政書士の資格を持って、就職活動する方法もあります。
行政書士事務所も募集をかけている場合があるからです。
ところが、高卒で実務経験がないとなると、就職活動にはマイナスになる可能性が高まります。
実際に行政書士の事務所は少人数が大多数で、できることならば経験者を雇い入れたいと思うからです。

仮に就職できるとしても、この期間は修行と割り切り、ある程度条件を妥協するぐらいの心構えが必要でしょう。
状況によっては、パートやアルバイトという形もあるかもしれません。
しかし、独立開業の経験を積めるのだと考えれば、少しでもプラスになる時間にできます。
行政書士補助者や事務員として、実務経験を積むことは、高卒にとって大きな意味を持つからです。

すでに法律関係の仕事をしているのであれば、独立開業しても道は開けやすいはずです。
それでも試験に合格したのは、最低限の知識を身につけたのと変わりません。
試験勉強の内容が、行政書士の実務とはあまりに違う部分にあるからです。

資格を取得しても、合格のラインの知識があったと証明したにすぎません。
合格後も広い業務範囲に対応できるように毎日勉強してく必要があります。
これは法学部卒業の人でも変わりません。
毎日の努力が経営者としての大きな資質になるからです。

行政書士の世界は。実力主義です。
高卒であろうと能力が高ければ、食べていけます。
自分自身の力次第なので、常に向上心をもって取り組んでいく必要がああるのです。
これまでの学歴として不利な部分はあても、行政書士としては関係のない世界なので。常に研鑽が必要になります。
どんなところでも、仕事を依頼するのに高卒であろうがなかろうが、行政書士の学歴などは気にもかけないからです。

行政書士を高卒でも目指す魅力とは

高卒でも行政書士をめざすというのは、自分で食べていく基礎を作ることにつながります。
専門的な知識が必要な世界であり、公的な手続きのサポートするのが行政書士の仕事です。
行政書士の学歴が仕事をしてくれるわけではないため、高卒など公表する必要もありません。

公的な書類など会社の設立や改行方法なども含まれますし、離婚協議書のような書類も行政書士の業務の範囲に入ってきます。
取り扱える業務は1万種類を超えるとまで言われているのが、現在の行政書士の仕事の範囲です。
そのほとんどが、自分自身で作成するよりも確実、または作成ができないから依頼されます。
つまり、人助けに繋がるような仕事が多いのが行政書士なのです。

逆に言えば、それだけ多くの知識を持たなければできない仕事です、
法改正のタイミングなど、新しいことも次々と出てきます。
非常にバラエティのある仕事でもあるため、どんどんチャレンジできます。
実際に1万種類もあっても、まだまだ未開拓の部分があるとさえ言われるのが行政書士です。
ビジネスとし、多くのチャンスが隠れています。

日本もグローバル化が進み、海外の人も多く訪れるようになりました。
日本で暮らしたいという人も増えてきています。
こうした人々の手助けができるのも、行政書士の仕事の魅力です。
単純に行政書士の範囲の仕事が得意というだけではなく、帰化申請や在留許可などでは英語の能力も生かせます。
建設業や介護業界など、得意分野があれば掘り下げて新たな事業が生まれてくることがあるほどです。

高卒でも受験できる行政書士では、合格してしまえばいつでも始められるのが魅力です。
20歳以上であれば、年齢に縛りがあるわけでもありません。
性別にも関係なく、国籍にも縛られないのです。
子育てが一段落した女性であっても、タイミングを見て行政書士として開業できます。
サラリーマンのような定年もないのも魅力です。

まとめ

高卒でも行政書士試験を受験できます。
欠格事由にさえ抵触しなければ、誰でも開業できる仕事なのです。
それだけの努力も必要ですが、自分自身の力を生かせるので、生涯にわたって長く続けられる魅力をもつ資格試験と言えるでしょう。

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